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やっぱりダメだった場合は・・・

他人の価値を認めるという姿勢が重要だというが、全てにおいてそうではないだろう。
あなたが重要視していない部分では自分と違う彼の価値観を認められるが、互いに重要だと思っている面で二人の価値観が異なれば心に無理が生じる。
あなたが無理して苦しみを我慢することもないし、彼に我慢させることもない。
井上希道老師というお坊さんが、広島県にある少林窟道場で説法をしている音声を、我々はネットで手に入れることができる(少なくとも僕がこの文章を書いているとき、同名のサイトで音声ファイルを無料でダウンロードできる)。
井上希道老師の説法は、どれもとても興味深いのだが、ある時、老師が咳き込みながら話を始めた。
内容は僕の解釈では次の通りだ。

「今日、私は風邪を引いてしまいました。風邪というのは、風邪の病原菌が人間に感染して起きるのだけど、病原菌に悪気があるわけじゃない。もちろん人間にも悪気がない。お互いに必死で生きているだけだ。その2つがたまたま関わると、そこに縁が生まれる。お互いに悪気はないのだけど、これは悪い縁のようで人は病原菌を排除しようとし、病原菌は人を苦しめる。このとき、我々は相手を恨んではいけない。お互いに悪気はないからね。速やかに縁を絶つことだ」

これこそ相性の本質だと思った。
お互いに悪気はなく、ただ自分の欲を満たすために我々は生きているにすぎない。
悪い相性、悪い縁は、互いの性質が関わり合ってたまたま生じ、そのときお互いに苦しめ合うが、お互いに悪気はないので、その場合、速やかに縁を絶つことが大切となる。
もしあなたが悪い縁を持ってしまったら、速やかに縁を絶ち、彼を恨まないことだ。
あなたが悪いわけでも、彼が悪いわけでもない。
お互いの組み合わせが悪かっただけだ。
別れれば、二人はいい関係になれる。
力を抜いても付き合える彼、お互いの苦しみが少ない彼をあなたは選ぶべきだ。
そうしなければ恋愛は楽しくないだろうし、結婚をすれば更に苦しむことになるだろう。

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